今季のオリックスバファローズのポジティブ要素を挙げてみたいと思います。
■まだ借金6、そして豪華な先発陣
山岡、山本、アルバース、榊原と安定した投球が見込める投手陣。さらに前回ライオンズ打線相手に7回無失点のK―鈴木の今日のピッチング次第では5本柱が作れそう。
この5投手が怪我なくシーズンのローテーションを守れれば借金どころか貯金を量産できる可能性は高い。
→K―鈴木は今日要所で打ち込まれましたが四球も一つなのでそんなに悪くなかったかなと思います。やはり守備によりリズムを狂わされただけだと思うので次回に期待しましょう！！
■先発6人目とセットアッパーをめぐる争い！2軍選手の大チャンス！
上記の通り先発5人はほぼ確定と思われる。本来はここにディクソンや田嶋が入るはずだが、怪我の影響のため現在は療養中。中堅の松葉や東明が穴を埋めるかと思われたがまだ二人は調子が悪い。
そのため誰がこの6人目のポジションをつかみとれるか。また、クローザーの増井が安定、8回の澤田は粘りの投球でラッキーボーイ的存在になってきているが、7回を投げられるセットアッパーがまだ固定できていない。なので2軍の選手にとっては大チャンス。特に成長著しい若手選手の台頭に期待ができます。
先発、セットアッパーとして今後期待できる投手がごろごろと。中でも注目なのは、つい先週までロングリリーフで安定していた山崎福也は昨年に比べると球速が化けました。カーブとチェンジアップで三振がとれるので再び先発で見てみたいところ。
他に先発、セットアッパー両方で注目なのは、
・新外国人のエップラー
・阪神から人的補償の竹安
・ルーキー荒西
・ルーキー冨山
・ルーキー左澤
エップラーと左澤は先日のソフトバンク戦で期待を抱かせてくれる投球でした。ルーキー左澤の独特な投球フォームから勢いある球がコントロール良く決まりだすとかなりはまると思います。
ルーキーの荒西と冨山も共にファームでは投球回が少ないですが防御率1点台で被安打と与四球が少ないので今後の投球に注目。
そしておそらくすぐに上がってきそうに思われるのが阪神から西の人的補償でやってきた竹安投手！ファームの試合を見ましたが、あの球質のストレートは2軍では打たれないと思われます。現在ファームでは打者20人に対して被安打1与四球1奪三振7の圧倒的な成績。先発で使うのか、リリーフで使うのか、今後の首脳陣の動向に注目です。
さらに怪我からの復調が待たれる
・ディクソン
・田嶋
・黒木
・本田
がいますので、オリックスの投手は今シーズンは後半に向けての楽しみが多いと思います。
■二遊間に安定感！
大城と福田が二遊間として定着してきました。昨年に比べると大城は打撃が好調で守備にもスーパープレーが多く見られる活躍ぶり。さらにキャプテンの福田は打撃で現在調子を落としてますが開幕時の打出の小槌状態を考えれば再び打率3割に迫ることでしょう。
この二人もまだ20代なので試合の中でのさらなる成長に期待です！
→今日はこの二人の守備が全然ダメでしたね。この失敗を糧に、12球団で最も硬い二遊間になるよう成長してほしい。
■若手の台頭著しい外野と三塁！
・西浦がセンターとして定着！
足が早くて守備範囲が広く打撃にはセンスを感じます。まだ19歳と若く、現在30試合すべてに出場中。すべてが経験値になると思うので、未来のスター選手目指してレベルアップしてほしい！
→31試合目はお休みでした。リフレッシュして次の試合からまた頑張ってほしいです！
・佐野が絶賛躍動中！西浦と鉄壁の外野！
今やオリックスのスピードスターとして無くてはならない存在に。不安視された打撃は32打数11安打の打率344長打率406と杞憂でした。投手から打者へ転向2年目で、しかも両打ちも2年目。それで現在の成績なのはすごい。年齢も今年で23歳とまだ大卒1年目と同じと考えれば将来が明るい。足を活かした守備範囲の広さと元ピッチャーの強肩で外野の守備も安心できる。
上記の新鋭の外野手二人が長く活躍してくれることに期待です。
さらにはルーキーの頓宮と同じくルーキーの中川も１年目から勝利につながる勝負強い打撃を見せてくれました。どちらかが将来の正三塁手の座を掴むのか目が離せません！
そしてファームにいる根本とルーキー宜保が打率250以上打っていて成長に期待ができます。特に宜保は初年度から木製バットでこの対応力なので、将来の安打製造機になる可能性も！
今年は調子を落としている宗、西村ら若手の成長も今後の楽しみです。
■守備の若月、サヨナラ男伏見、いぶし銀の小島
若月が今年も正捕手で守備の要だと思っています。前に1試合で致命的なミスを2回してしまいましたがそういうときもあります。なんといっても良くなったのは盗塁の抑止力。源田を刺したのをみてこれは！！と思いました。盗塁阻止率はパ・リーグで1位、両リーグ合わせて3位の好成績。まだまだ今年で24歳の伸び盛り。打撃も一時は良いときもあったので今後に期待。
【パ・リーグ盗塁阻止率】
【パ・リーグ盗塁阻止率】
1 若月 健矢 （オ） .421
2 森 友哉 （西） .333
2 甲斐 拓也 （ソ） .333
4 石川 亮 （日） .273
5 鶴岡 慎也 （日） .240
6 田村 龍弘 （ロ） .208
また、伏見はここぞの場面での打撃、小島はユーティリティプレイヤーとして打撃と守備両面で万能な働きをしています。
→今日は伏見がホームランを打つことで一時は反撃のムードが漂いました。オリックスではホームランを打てる選手が本当に貴重なので今後の長打に期待がかかります。また、小島が代打時打率がまた上昇ですね。ほんといぶし銀だと思います。
この3名が長所を活かし続けることでチームの支えになり、躍進につながると思います！
■ロメロが戻れば打線が変わる！
やはり打線の鍵はロメロ。ロメロがいたときは打線に活力を感じました。また、メネセスも本来のポテンシャルを発揮できればすぐに3割に戻ると思ってます。慣れるまでの辛抱。そうなると吉田へのマークが簡単ではなくなり吉田の成績も飛躍するはず！助っ人外国人バッターの奮起に期待！！！！
■今シーズンは後半が面白い！
特に、
・田嶋復活！
・ディクソン復活！
・黒木復活！
・セットアッパーに期待の若手が台頭！
・ロメロ復活！
・メネセス復調！
・頓宮、中川、西浦、佐野が試合の中で切磋琢磨して成長！！！
これだけチームの伸び代があれば後半はかなり強いオリックスバファローズが見れるんではないかと妄想。
やはり先発が安定してるという土台があってこそ。
先発も野手も若返りが進み、オリックスバファローズの黄金期の到来が間近に迫っているような気がしてなりません。
個人的には若手を育成しながら戦う今のバファローズはかなり好きです。若手や２軍で好成績を出している選手にはどんどんチャンスを与えてほしい。
今年は間違いなく後半勝負！前半は現有戦力で粘り、後半の爆発に期待！
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